裏妙義・谷急沢右俣遡行

2015年11月7日(土) 参加者:9名

  • そろそろ水も冷たくなる時期だが、渇水と好天を期待して裏妙義の沢登りに行く。
  • 沢登り入門山行という事で、高度感のある滝ではザイルを出す。
  • 晴天に映える紅葉を愛でつつ、楽しい沢登りができました。

 国民宿舎裏妙義の登山者専用駐車場に車を止めて、林道歩きをスタートする。周囲は始まったばかり?かのような紅葉だ。
 深沢橋を渡り、右手の中木沢へと降りていく。明瞭な踏み跡がある。少し上流に進めば右から谷急沢が平凡な河原となって出会う。ここで沢装備を整える。今日は沢登りが初めての参加者もおり、また大切な奥様方が多数参加しているので、安全第一で面倒くさがらずザイルを出すと約束している。
 早速最初の滝でザイルを出す。ガイドブックでは左からとあるが、どちらでも登れるのでザイルは2本垂らし、時間短縮を図る。このあとはしばらく平凡なゴーロと短い間だがナメも現れる。しかし落ち葉が堆積しており、ナメの快適さには程遠い。いくつか登れる小滝を越えてゴルジュ帯に入る。
 ゴルジュ帯は小滝が連続して参加者はそれぞれに自分の好きなところを登っていく。やがて黒光りしてヌメってそうな8メートル滝に出会う。ここもザイルを使い一人ずつ確保して登るが、落ち着いて探せばホールドも豊富で高度感さえ克服できれば容易である。
 徐々に沢は水量を減じ小滝は滝登りというより、岩登りに近い感触になる。滝は柱状節理が横倒しになったような感じで、階段状になる。そしてこの沢最大の滝が現れる。傾斜は緩いがここでもザイルを出す。ただ、中間部に倒木があり、またそこで傾斜が極端に緩むためザイルを下まで投げ下ろせず、ザイルを捌く人が必要だった。
 全員大滝を登りきり、奥の二俣でのんびり昼食にして今日は終了。右の小沢に入って登山道に出た。
〈今日の行程〉 国民宿舎駐車場(8:42)ー(9:13)出合(9:38)ー(12:36)奥の二俣(13:38)ー(15:01)駐車場

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