谷川連峰・平標山

2016年3月19日(土)前日泊 参加者:4名

  • 雨天予報に参加予定者は、なかば温泉三昧を覚悟で出発。
  • だが思いの外の好天に、既に「残雪期」となった悪雪の道を登った。

行程:9:30平標登山口―11:00鉄塔下―12:00松手山―13:15山頂手前(約1850m付近)-14:00松手山―14:30鉄塔下―15:30登山口

 天気予報で19日は、一日中雨との予報にもかかわらず、登山口で雨を確認しないと諦めがつかないメンバーであった。当日参加の二人組からは雨予報に前夜のうちに欠席の連絡。
 早朝、六日町ホテルの窓から正面に八海山がくっきりと見え雨もなく空が明るくなってきたので取り敢えず登山口まで行こうと車を走らせるがおしゃべりに夢中で道を間違え登山口到着は9時過ぎ。
 登山口からの急登は殆ど雪がない、スノーシュー、アイゼン、ピッケルおよびストックと準備するがまずは装着無しで開始。途中から湿った重い雪が行き手を阻む、笹葉の雪はずり落ちるし難儀する。痩せ尾根の雪道を登ると太陽が出て 青空が広がってきた、あの天気予報はなんだったのか。西方に苗場山、筍山のスキー場が眼下に見える。
 雪庇に注意して進み真っ白な雪山の松手山で昼食、来て良かったと、雨男に晴れ女が勝ったと感動。スノーシューもアイゼンも中途半端な雪尾根に時折膝までの穴を作りながら平標山を目指す。1700m付近からの急登にさしかかると急に風向きが北に変わり、ガスが一面に立ち込めてきて、寒冷前線通過後の冬型気圧配置に変わったと判断。あと少しで頂上の稜線に上がれる1850m付近で時間もあり、ひきかえすことにした。スタートが早ければ山頂に立てたと思うがこれで十分満足、ぜいたくは言えない。
 足早に下山し登山口に降りたところで小雨になった。結構濡れた。ここでメンバーで写真撮影。難儀な雪道だったけどやったね。
 集合場所となった熊谷駅の駅ビルの鳥肉やで乾杯、お疲れ様。

 (I.記

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