• 沖武尊には行けなかったというより私の判断でさぼってしまいましたが、そのお陰で滑落停止訓練が出来ました。

16日　8：30川場スキー場ゲート→10：30リフトトップ→11：45剣ヶ峰山ピーク→11：50ピーク手前コルにて滑落停止訓練→12：30ベンチにてランチ→14：30ゲート
　川場スキー場のゲートを８：３０に出発。強烈な日差しで空が眩しい。春独特の霞んだ空ではあるが浅間や四阿山方面も良く見え空も青い。
　シーズンのお役目を終えたゲレンデをオッチラオッチラ登るが自分自身の足取りは超重い。リフト終点でちょっと長い休憩を取り、剣ヶ峰山の急登に挑む。女性群にはアイゼン装着。剣ヶ峰からの谷川岳連峰・前武尊山から武尊山の稜線の景色はいつ見ても飽きない光景、この景色を見るのに自分自身が毎年のルーティーンとなっている山行ですが、今年は極端に雪不足で5月中旬の積雪。
　剣ヶ峰山には12時前に着くも武尊を往復するとちょっと時間が心配なのと自身がバテバテのためリーダーの権限でここ剣ヶ峰山にて終了。剣ヶ峰直下の雪渓で滑落停止訓練をする。この場所は滑落停止訓練をするのにはちょうど良い傾斜が有り更には例年程の雪が有れば雪洞もどきの穴も掘れそうなので、「雪山テント泊体験山行」なるものをここで来春の計画に入れるのも面白いかなと思う。
　下山はスキー場をY女史と私が持参したそり3個でスキー場を銘々に尻セード。雪面が固くクラストしているので滑るのにはベストコンデションだが、尻へのダメージはきつい。大の大人がそれも初老と言っても過言でない連中が子供のようにそり遊びをしている姿を家族が見たら何と思う事やら。ゲート到着後は今日飛び入りのO氏に川場道祖神の案内をしてもらい満開の桜も楽しみ1日目の山行を終了し今日宿泊のグリーンフィールド（GF）へ出発。 　GFの食事は満足の行くものでスキー場での臨時収入でワイン付の食事となる。

17日　9：00登山口（虚空蔵尊）→鉱山跡コース→9：40戸神山ピーク→10：30登山口
　GFから戸神山の登山口が判りにくいためちょっと時間を有したが、雨のぱらつくなかを出発しましたが、結局雨は途中で止み何とか持つ。山頂直下は結構な急坂を直登。個人的には昨日より体は慣れた感じ。雨雲が押し寄せているので横断は止め往復に切り替える。ピークは展望が効くが空模様がイマイチ。昨日の上州武尊山方面は雲の中で2000m級の山はガスっている様子。上州三峰山はここから見るとちょっと違う山に見えあまりかっこは良くない。下山は林道を迂回し駐車場へ帰還。いつものモツ煮日本一？「永井食堂」に寄り購入（K氏曰くモツ煮の概念を変えたらしい）して埼玉へ帰宅した。

　（Ｙ.記