真名井沢北稜から川乗山

2016年5月13日(金) 参加者:8名

  • 春の奥多摩でツツジに迎えられました。
  • 静かな稜線を気分よく歩いて来ました。

 五月晴の中、8時30分にJR青梅線川井駅を出発して登山口まで50分程を歩きました。丁度良いウオーミングアップです。取り付き点からは杉の植林帯の急坂を登って行きます。一汗かいた頃から樹相は落葉広葉樹に変わり一面が緑色になってくると深い山の中に入ったんだという実感が湧いて来ました。路は思っていたよりもはっきりして歩き易かったのですが、一箇所だけ解かりにくいところが有ります。そこは、ほぼ水平に進む鉄塔巡視路から離れて一気に左急斜面を登るのですが、案内板も路も有りません。藪こぎ状態で標高にして50m程登ると尾根に出ましたが正確に案内してくれたKさんは流石です。この尾根から上は快適な路で両サイドには白ヤシオや東国三つ葉躑躅の花々が迎えてくれました。この花道は上のメイン縦走路まで続きましたので「幸運の山旅」を思ったのは私だけでは無かったと確信して居ます。山頂も先客が数人居ただけでいつも賑わっている山とは別山でしたので30分程のんびりと過ごしました。微風快晴の雰囲気は慌てて下る気にはなれずハンモックでも吊って寝て居たい気分でしたが、やはり現実に戻らねばなりません。下山は鳩ノ巣駅に向かって一気に降りました。駅には16時着でしたので7時間30分程の山旅だった事になります。ウイークデイにも関わらず参加して頂いたO支部長、奥多摩の主のKさん、そして参加された皆様、本当に有難うございました。

 (O.記

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