棒ノ嶺・白岩沢遡行

2016年6月26日(日) 参加者:5名 費用1000円

  • 登山道が合流するまでは荒れ放題の沢でした。
  • 滝が連続し、意外と面白い沢登りが出来ます。

タイム
 8:00さわらびの湯駐車場→8:20入渓点→10:45林道ベンチ休憩11:05→12:00棒ノ峰山頂12:30→14:00駐車場

 穂高山行の中止とOさんの誘いを受け急遽HPにて募集を掛け、私を含め5名の参加で沢登りとして記録の殆ど無い白谷沢へ繰り出す。今回は電脳初参加のT女史が参加、女性2名、男3名で今年初の沢登りへ。当日は梅雨の晴れ間のため棒ノ峰は大勢の登山客でそれも山ガール・山ボーイとかなり若い団体も多い。聞くとWEB中心で集まるハイキングクラブの団体のようだ。正に電脳登山部だべぇ!
 さて白谷沢ですが、超甘く見ていた!
 まず入渓点は登山口から即、沢へ下るが砂防ダムを二つ超えるため藪漕ぎを強いられ、沢も荒れて倒木を超えたり潜ったりとちょっと面倒。やっと二つ目の砂防ダム越えをして入渓点とする。入渓をしたものの沢は荒れ放題で蜘蛛の巣をかき分けて倒木をまたぎながら遡行する。滝はF1~F8まであり、Oさんの資料だとF1=3段10m美折れの滝、F2=2段5m飛龍の滝、F3=3m玉簾(たまだれ)の滝、F4=3段10m(下段3m中段5m上段2m)三次(みよし)の滝、F5=三条の斜め滝、F6=2段9m藤懸(ふじかけ)の滝、F7=2段7m天狗滝、F8=10m白孔雀の滝。後半のF6からは慣れていなければザイルが必要。最後の「白孔雀の滝」は写真のように果敢に登るが2段目は登れない事はないと感じつつ確保されてないと不安のため結局巻く。ここを登りきると殆ど沢は終了でベンチのある林道合流地点で沢靴を脱ぎ登山道ひたすら登り山頂を目指し約一時間汗をかく。山頂には200名位は居たかと思うが、やはり全体的に年齢層は若い。山頂でランチする。O女史からすき焼き等の差入で腹ペコな自分には有難い。本物の山ガールに写真を撮ってもらいデレデレ!帰りは岩茸石から尾根筋に行く滝ノ平尾根コースで下山。込み合う「さわらびの湯(800円)」で汗を流し帰路に着く。
 「沢登りを甘く見るなよ!」と白谷沢の神が言ったのか否か?O氏はうん十年前1時間位でこの沢を終えたようだが、やはり登山道と合流してない最初の方は沢荒れしているためそこで時間を食い、更に滝は全体的に昔より滑るのかな?という印象を持ったが、でも面白い。ただあれだけ登山客がいると上半身もベシャベシャでシャツも汚れた(なぜか自分だけ)格好で居ると年甲斐もなく気恥ずかしい気がした。
 まだ書きたい事あるけどあとはそれぞれに聞いて下さい。

おわり

 Script by Y. and Photo by O.

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