• 数日前まで雨予報だったので、インドアの人工壁での練習会に変更しました。
• 少々老朽化した人工壁ですが、楽しく練習ができました。

　秩父・吉田町の元気村にクライミングウォールがあることを知って下見をしたところ、がっちり前傾壁なので今までやりにくかった確保の練習が安全にできると考え、ゲレンデを変更しました。前傾壁ではクライミングシューズでないと大変かもしれないと懸念していましたが、参加者の皆さんは登山靴でも何とか工夫して登ってくれて助かりました。ただトップロープだとロープに摩擦が少なく、いわばツルベになるので、登攀者と確保者の体重差が大きいと、止められない状態になってしまいちょっと冷や汗なシーンもありました。壁は1メートルまで垂直で、それ以上は徐々に前傾が強くなり、縦走路の岩場をイメージしたようなものではありませんが、こんなところでも一応登れるという余裕は大切かもしれません。またクライミング自体に興味を持った参加者もあり、今後の活動の広がりに期待が持てます。
　元気村は総合的な野外アクティビティのゲレンデという感じで、何かと利用できる施設もありそうです。
　

　Script　by　ｏ.　and　Photo　by　Ｏ.

人工壁ほぼ全景。1メートル上がればもう前傾している。 用具の特徴、使い方などの説明。 上部は前傾した上にオーバーハング付き。 とりあえず高さ４メートルにザイルを掛けに行く。 コチラもハング下４メートルにザイルをセット。 ハングの上にザイルを伸ばしたいのだが、今回はここで断念。 ザイルをセットして、ジッヘルの練習。 ハングにチャレンジ。 一番易しい壁にザイルを張りにいく。 だんだんサマになってきました。 前傾壁なので落ちてもどこにも身体がぶつからない。 掛けたザイルの回収も大変。 人工壁の前で記念撮影。 皆さん、次回までに攻略法を考えておいて下さい。

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