奥多摩・鷹ノ巣山

2016年6月14日(火) 参加者:4名

  • 6月13日(月)~14日(火)電脳登山部公認山行として【静かな尾根を歩こう】シリーズ企画として、Oリーダーのもと、「介山荘泊裏大菩薩登山」山行を計画しておりました。しかし、当日の予報が芳しくなく、安全面を考慮し、やむなく山行は中止となりました。
  • 6月14日(火)天候の回復傾向がみられたので、当初「裏大菩薩山行」参加予定の4名全員で、日帰り代替え山行を行う事になり、急遽「奥多摩鷹ノ巣山」へ行って参りました。

行程
 奥多摩ST.=中日原BS.―鷹ノ巣山稲村岩登山口―作業道分岐―巳ノ戸尾根―八丁山(1280m)―鷹ノ巣尾根―お伊勢山(1338m)―ヒルメシクイノタワ―鷹ノ巣山(1736.6m)―石尾根―榧ノ木尾根分岐―榧ノ木尾根―榧ノ木山(1485m)―倉戸山(1169.3m)―女の湯BS.=奥多摩ST.

 奥多摩八丁山は、名峰鷹ノ巣山に直線的に突き上げる稲村岩尾根の北側に位置し、巳ノ戸尾根、鷹ノ巣尾根上にあり、それぞれの尾根の分岐点になる小さな寂峰です。稲村岩尾根というメインルートからは外れた、言わば脇道ルート上にあるため、1年を通じて、静かな山歩きが出来る穴場ルートでもあります。
 今回私たち電脳登山部4名パーティーは、稲村岩尾根登山口から作業道を使い、巳ノ戸尾根、八丁山、お伊勢山、鷹ノ巣尾根経由で鷹ノ巣山山頂へ、下山は、奥多摩湖に一気に下りる榧ノ木尾根を使い、榧ノ木山、倉戸山経由で奥多摩湖畔女の湯バス停に下山致しました。
 登山道中は、全体的に自然林が多く、6月のこの時期は特に木々の緑も深まり、春ゼミや、ホトトギスなどの山鳥の声とともに、歩く者の心を和ませてくれます。この日は遠ホトトギスの渡りの声に、初夏の深山を満喫致しました。
 また、道中には、長くはありませんが、露岩帯、痩せ尾根の岩稜帯、ザレた急下降等、多少緊張を強いられる場所もあり、更に充実感を与えてくれました。
 登り標高差約1100m、下り約1200mの山歩きでしたが、下山後の充実感は大満足の山歩きになりました。

 Script by K. and Photo by O.

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