• 毛勝山は、飴とムチの山。
• 登り始めからの急登を凌いで頂上にたどり着くと、期待以上のマウントビュ－！
• その眺めは一瞬で疲れが吹っ飛ぶくらいの感動でした。
• 僧ヶ岳は、前夜からの気持ちいい程の大雨だったので、迷うことなく中止にしました。

＊行程
９／１６　厚木駅13：30出発→魚津インタ－近くの天ぷら屋で夕食→片貝山荘20：45着
９／１７　４時起床　5：10山荘スタ－ト
　　　　　登山口5：20→三角点7：21→モモアセ山→9：36→山頂11：11着（5ｈ51）。
　　　　　山頂11：51出発→登山口16：51着（5ｈ）。
９／１８　４時起床するも、雨がザァーザァー降りため登山中止を決定。
　　　　　山荘7：50退室→金時温泉→厚木駅15：30解散。
＊交通費　6,700円/一人。
＊今回の山行日程は最長３日間（9/17～9/19）を予定していましたが、登山適日が１日（9/17）しかなかったので第１目標の毛勝山を登ってきました。

登山道の厳しさは覚悟をしていましたが、本当に登りはじめから大腿四頭筋フル活用の急峻な登山道だったので、４人のペ－スを安定させるのに気を使いましたが、蓋を開けてみれば 心配を他所に、登りのコ－スタイムは上々だったので、意外でもあり、びっくりしました。

標高2000ｍ付近から景色が一変して、秋吉台を縦にしたような山肌や、日本庭園のような景色に何度も足を止めて写真を撮ります。最後の苦しい胸突き八丁を凌いで山頂に到着すると、真正面に堂々の剱岳が目に飛び込んできたので、Wo－っ！！　という歓声と共に、それまでの苦しみが一気に吹っ飛びました。
毛勝山には失礼ですが、期待以上の眺望だったので余計感動した瞬間でした。

山頂をなかなか去りがたく、40分も滞在です。 下りはちょっとだけ気が軽くなったものの、流石にバテバテ気味？で、登り以上に忍耐力を要求される山道でしたが、皆様のおかげで今回も思い出に残る楽しい山旅になりましたことを報告いたします。ありがとうございました。

script　&　photo　by　Ｓ.　

登山口から約1ｈ30歩いた付近の登山道です。 序盤はこんな感じの木の根っこだらけで歩きにくいです。 腿上げが延々と続きます。左の根っこに、ひょうきんな架空動物がしがみ付いているように見えます。 登山口から約2ｈ、標高1479ｍの三角点です。順調です。 足下をぴょんぴょんしていたカエル。何匹もいました。 登山口から約3ｈ。ここも結構な高度差なのですよ。 登山口から約3h30付近です。アルプスに雲が取れてきましたので、写真タイムです。 3人は風景に溶け込んでおります。 趣が一変してきました。 少し気分が軽やかになる感じの道です。 稜線の中央の白く見えるのが雪倉岳です。その少し離れた左側に朝日岳が見えました。 これが数年に一度？のハイマツの実でしょうか？ ようやく頂上が見えてきました。 紅葉が始まってきています。 チングルマの時期はさぞ素敵でしょう！ 頂上はまだまだ先ですが、いい感じですね－ 草紅葉と毛勝山。いい感じです。 朝日岳の山容がよくわかります。 たまには振り返ってみますと、こちらもいいです。 山頂直下のゴ－ロの急坂。画面では伝わりませんが、胸突き八丁の苦行の坂なんですよ。 なので、だんだん列が乱れてきていますね－。「ハイがんばってぇ－！」 着きました。５時間51分51秒です。いい数字の並びです。 私達を追い越してもう下山していた方は、剱岳はガスッていて見れなかったそうですが、私達はツイてました。 こちら側も最高です。 約6時間の登りの疲れが吹っ飛びました。 地元に愛されている山なのですね。 贅沢ですね－。 チングルマも紅葉してます。 計算されたような自然の造形美に、何度も脚が止まります。 僧ヶ岳と駒が岳立派です。 お世話になったお部屋を、Ｏさんが拭いてくれました。 Ｎさんもありがとうございました。 山荘の向かい側の景色です。 募金として２千円入れてきましたが、鍵がかかっていないので、ちょっと心配でした。

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