• 有明山は、信濃富士とも呼ばれて地元に愛されている山。つい最近まで気にも留めていなかった山だったのが、登山を終えた帰路の車窓からは、その黒くて美しい山容が一際大きな山塊となって目に飛び込んできた。今ではとても印象に残る山となりました。

＊行程
10/15(土)　小田原駅12:30→有明山荘登山口17:10(車中泊)
10/16(日)　有明登山口6:30→有明山北岳山頂9:43〜10:05→展望岩10:10→三角点→中岳山頂10:31〜50〜北岳山頂11:23〜50→有明登山口13:55→有明山荘で一浴後→小田原駅20:05解散

　この山の情報はマチマチで、４時間半はかかるという人もいましたし、古い地図では登り５時間と表記されていました。
　私の資料では有明山北岳山頂までは３h10mであり、実際休憩込みの3h13mで登れましたので、恐らく登山道の整備が年々良くなってきたので、標準タイムが短くなっているのでしょう。
　山道は予想通りの急登に加え、障害となる岩場や鎖場が随所に散らばり、アップダウンも程々にきついので、初心者の練習コ－スとして最適かもしれません。
　山頂少し手前からの眺望や、中岳山頂までの中間付近からの眺望が特に素晴らしく、去りがたく、結局そのエリアで２時間近く遊んでいた計算になりました。
　秀峰に囲まれているために目立たないけれど、2268mもの標高があり、その眺望は名峰を眺めるには穴場ともいえるので、アルプスの峰々が残雪で浮き上がる時期に登ってみたいと思わせてくれた山でした。
　百名山に落選しただけあって、眺望はすばらしいものでした。

　お陰様で、今回も楽しい山行を無事に終了しましたことを報告いたします。Ｏさん、ありがとうございました。

　Script　and　Photo　by　Ｓ.

有明山荘裏手の登山口です。 暫く歩くと直ぐに階段が現れました。 障害物がゴロゴロしています。 登り切って振り返ったところ。 歩きにくそうです。 足場の悪い崩壊地です。 道しるべのテ－プはしっかりしています。 いきなり展望が開けて、アルプス銀座の稜線が！テンションUPです。 有明山の頂上が見えてきました。 まだアスレチックな登山道が待っていました。 先ずは記念撮影です。 登山口方面の眺望です。鹿島槍と餓鬼岳が見えますね。 その左方向には燕岳と燕山莊が見えました。 安曇野の里と浅間山が素晴らしいですね。 北岳頂上から三角点に向かう途中の展望岩です。 惚れ惚れする景色でした。 八ヶ岳の右に富士山が見えてます。 三角点です。 三角点から、有明山中岳に向かう、中間点にある祠です。 中岳山頂の祠です。(標識は特にありませんでした) 中間点の祠まで戻ると、雲が消えて稜線がくっきりしています。 稜線を歩いている人は・・・見えません。 大天井岳へ続く稜線です。肉眼では小屋も確認できました。 絵になる景色に飽きません。 岩も絵になります。 常念岳も見えました。 「サイコ－！！！！」と叫んでいます。 北岳まで戻ってきました。 同じ道を戻ります。 登りと下りでは、同じ道なのに違って見えます。 歩いてきた稜線を背にして、余裕の１枚。 登山道に張り出している岩。 倒木も絵になります。 崩壊地。条件が悪ければ危険個所です。 痩せていてよかった。 共存の生命力を感じます。 前向きで降りれるバランス力。 有明莊の駐車場に無事に到着です。お疲れさまでした。

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