• 二子山の天気は曇り。
• ２日前に降ったうっすら雪化粧した山々を車の中から眺めながら二子山登山口にむかい上級者コースにてロープワーク訓練無事終りました。
• 訓練は係りの方々の指導と安全、信頼の元で行われたのでロープを張ってくださったり、撤収してくださった係りの方々に感謝です。
  有難うございました。

　26日朝7時10分熊谷駅集合出発して二子山登山口10時10分発。上級者コースにて10時40分からロープワーク訓練を始めました 。
　初めての訓練者は私を含め２名だったので、緊張してドキドキしましたが、リーダーの的確なアドバイス通りに岩をつかみ、足元を確認しながらなんとか難所をクリアしました。
　その後、残雪の岩場を慎重に進み二子山西岳山頂（1165.6ｍ）に11時50到着。だんだん天候が悪くなり懸垂下降訓練は雪のため中止となりました。ガスも出てきたので巻道の方から下山しました。
　酔人山荘に行く途中スーパーでおつまみやビールを買い着いたらすぐに宴会が始まりました。ワインやおつまみの差し入れで和気藹々で酔人山荘は盛り上がり、夕食は近くのお店に予約を入れておいたので皆で歩いて名物のわらじかつを食べました。流石名物と言われるだけあってカツの味付け最高でした。

　27日は、朝方小雨がパラついた程度で本格的に雨になる気配がないものの、当初計画の立岩へは、志賀坂峠がアイスバーンの可能性のため、山荘から程近い観音山に変更となったのですが、山荘の主お勧めの幻の石門を通るタフなルートで、４時間の山行の割には盛り沢山で充実した山行となりました。

　Script　by　Ｏ.　and　Photo　by　Ｙ.　＆　ｏ.

股峠裏の林道から峠に向かって登る。 かつては鎖場だったところに練習のためザイルを張る。 セルフビレイを取りながら登る。 鎖場の途中からは秩父の山がまるで厳冬期のように白く見える。 今回のリーダーと登攀隊長。 二子山東岳も北面は真っ白。 かつての鎖場区間を過ぎると西岳頂上が見えた。 頂稜をわたって行く。 高度感はあるが楽しい岩稜歩き。 二子山西岳頂上にて記念撮影。 東岳にも雲がかかってきた。天気は下り坂。 頂稜を少し戻り、一般道を下山する。 装備を撤収して下山の準備。寒い！！！ 雪が溶けて斜面がぬかって滑りやすい。 観音院駐車場から出発。 牛首峠への道は一般道だが歩きづらいところもある。 指導標に従い「昇竜の滝」へ。やせ細った竜だ。 滝を巻いて登った小尾根。末端からは観音山がよく見える。 周囲は黄葉。かすかな踏み跡をたどる。 なかなか困難な道を辿り的岩へ。 幻の石門に到着。 石門で記念撮影。 石門からは観音山が驚くほどの鋭鋒に見える。 崩れやすい急斜面を牛首峠への一般道へ下る。 道に出るには沢を渡る。何となく危なっかしい！ 牛首峠は狭隘な岩の隙間。 牛首峠の岩の上で休憩。 観音山へ黄葉の中をのどかに歩く。 観音山頂上は展望がいい。和名倉山から雲取山方面。 中央は毘沙門山。右奥が昨日登った二子山。 観音院近くで振返ると観音山が険しく見える。 岩の伽藍に抱かれた観音院本堂。

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