2018年3月31日(土) 参加者:8名
行程
- 今年最初の沢登りは、「寒そう」と言われる3月。
- しかし天候に恵まれ、沢水の冷たさを心地よく感じるくらいの暖かな日差しの中の沢登りになりました。
- 碓氷川は沢でクライミングの真似事をしたい人には物足りないけど、私が好きな癒やし系の沢でした。
熊谷駅南口7:10=めがね橋駐車場8:58ー碓氷川本流遡行ー峠15:18〜27ーめがね橋駐車場17:15=熊谷駅北口19:10(実働実質5時間40分)
熊谷駅を定刻に出発し順調にめがね橋の駐車場に着く。トイレも完備した便利なところだ。ここで沢装備、といっても今回ロープを出す予定はないので、足回りの支度をして出発。めがね橋をくぐってすぐ、道路から急斜面を下って入渓する。沢は綺麗な岩盤に水がほとばしる、気持ちのいい流れだ。だが岩はヌメっているので傾斜は緩くてもフェルト底でないとかなり滑る。私は当初最近流行りの硬いソールで歩き出したが、最初の休憩で早々にフェルトに履き替えた。
印象としてはほぼ全行程、ナメを歩くと言っても過言でないくらい、一枚岩の沢床が続く。そして時々数メートルの滝が現れ緊張感を呼び覚ましてくれる。だがその滝も容易に直登が出来るものが多く、またはっきりした巻き道があるものがほとんどで、自分の気分と実力に見合ったルートで越えていくことが出来る。
全長5キロの沢は、上流部まで水量が保たれ、もうすぐに稜線というところまでかなりの流量が見られた。沢は最後、わさび田跡で寸断され遡行を中止したが、右岸尾根に上がって登りつめると程なく峠集落の一角にでた。あまりの近さにあの水量の多さは如何に?という疑問が残った。
集落の外れで沢装備を解除し、あとは旧中山道をスタコラと帰るだけ。途中めがね橋への分岐点で小休止して、だいぶ傾いた日差しの中を起点駐車場に戻った。
碓氷川本流は全くもって「癒やし系」の沢。テントサイトもいたる所に快適そうな場所があり、瀬音を聞きながら焚き火を囲んで語り合う一夜も過ごせそうだが、「山ヒル注意」の看板がその気を失わせてしまう。残念!!!
Script and Photo by O.
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