2018年4月21日〜22日(日)前日発 参加者:3名
行程
20日 さいたま市 16:00 --- 栂池駐車場20:30(テント泊)
21日 栂池駐車場8:00--- 栂池ロープウエィ---自然園駅9:30--- 天狗原 11:20 --- 振子沢---中の沢--- 蓮華温泉 13:30 歩行時間 4時間
22日 蓮華温泉7:00--- 中の沢---振子沢--- 天狗原10:00—10:20 ---自然園駅11:00---栂池駐車場11:50---川中島12:40 --- さいたま市 17:30 歩行時間 4時間
費用
マイカー 6000円/1人 +宿泊9800円+リフト代3300円
天気予報は上々の晴れ、残雪の山を楽しみに、我々は上越道を一路、長野~栂池を目指しました。道中はまだまだ春、山々には山桜が咲き、沿道には桃の花も咲いてのどか一色の旅となりました。中高年3人組の珍道中はこうして始まりました。
車は高速を降り、夕暮れ時の長野市内を過ぎたあたり、夕食の店を物色しながら走っていると、一軒のとんかつ店(うなぎ屋?)を見つけ、駐車場に入ろうとするとO氏曰く、一台も車が止まっていないから、きっとまずい店だからやめようと言いだした。腹が減っていたY氏はかまわず駐車場へ停車、店内に。客はおらず、なんとなくO氏の言動が頭をよぎったが、出てきたとんかつ定食は普通以上においしかった。一人だけかつ丼を頼んだ0氏は、あんな薄味はまずくて食えたものではないと苦言をのべたが、2人は納得いかず。ともあれ空腹が満たされ、後は夜の国道一本道をひたすら栂池を目指した。
目安をつけていた栂池第一駐車場は車も少なく、目論見通りテントを張るスペースを確保できました。0氏が、3人用テントが狭いからと二つのテントを張りました。驚きはそのあとでなんと簡易ベットを出してテントに入れたことでした。狭いはずだ。その夜は、結構冷えて、ベットで寝返りのたびにきしむ音が聞こえていました。
私といえば昨夜の寝酒が効いたのか、朝4時半に寒さと下痢でトイレに直行、かなり冷えたかもしれません。起きたついでにゴンドラの始発時間を確認に行く。
6時に起きだし、朝食をすませ、テントをたたみ、準備万端に整え、早めの出発。ゴンドラ乗り場には、30人ぐらいの山スキーやーが並んでいました。臨時増発便が出され、我々も8:40には乗ることができた。自然園駅には2本のゴンドラを乗り継いで到着。駅出口から出て遅れたO氏を待つ。10分近くしてからやっと出てくると、一言。さっき買ったキップがおかしいとは何事だとバイトの切符切りに文句言っていたとのこと。結果はキップを間違えて、バイトの人を惑わしたのが原因らしく、駅員は朝からとんだ災難を負ったらしい。それからもドタバタ道中が続くのでルート概要を要点だけ記します。
自然園駅を出ると正面に天狗原を見上げることが出来る。正面、右手側のなだらかな尾根沿いを登るのが山スキーには一般的ルート。上部は急登攀が続き、1時間ほど頑張ると平原の天狗原にでる。右側にある岩礁帯の祠を目印に横切り、比較的右方向に平原を進むみ下り斜面を起点にレンケ゛と書いた目印と赤いテービングが木の枝につけられている。下り斜面のため、結構傾斜がきつい感じがして、明日は大変だなあと思う。テーピングに沿って沢と尾根を2つぐらい横断して、沢に残雪が落ち込む付近にくると、後は沢沿いの斜面を下り、雪に埋もれている赤い橋が車道の目印であった。正味下り2時間余り、そこから15分ぐらいで蓮華温泉に到着である。見上げる白馬朝日、雪倉岳が美しい。
早めの到着であったため、自慢の温泉の一つ薬師の湯を独占し、中高年3人組の裸談義となった。内風呂もあり、シヤンプー、石鹸可。食事は山小屋風で一般的おかず、部屋は3人個室でちょっとよかった。客は山スキーヤーがほとんどで70名ほどでした。我々は高齢者の部類でした。
2日目は7時前の出発、急登攀の沢登りを覚悟していたが、案外、3人とも快調にゆっくりと登り切り、天狗原の祠で大休止をとっても4時間余りで自然園駅に到着できました。天狗原から見る北アルプスの山並みは絶景、おまけにこんな晴天に恵まれるなんて、山の神様に感謝です。来年も来たくなるコースがまた一つ増えました。
最後にこれは書いておきたいドタバタ劇の一コマを。雪山山行での注意事項につながります。
1.自然園駅の出発から、Y氏とはぐれ携帯で位置確認を実施した。グルーブ山行は離れてはいけない。
2.天狗原に到着していたにも関わらず、まだ、先の頂上を目指そうとしたがY氏の位置確認で正しい方角に修正された。多数の山スキーヤーが登っていくのに引っ張られたのも原因ながら、50年前にはなかったルートに行くことも原因でした。位置確認は的確に、思い込みは徒労につながります。
3.Y氏のカッコよく滑る姿は伊達ではなかった。何事も基礎が大事です。
4.O氏の見識を一つ、五竜岳の武田菱を見ることが出来ました。
5.残雪を楽しんだ後の栂池駐車場は29℃を越えていました。
20日 さいたま市 16:00 --- 栂池駐車場20:30(テント泊)
21日 栂池駐車場8:00--- 栂池ロープウエィ---自然園駅9:30--- 天狗原 11:20 --- 振子沢---中の沢--- 蓮華温泉 13:30 歩行時間 4時間
22日 蓮華温泉7:00--- 中の沢---振子沢--- 天狗原10:00—10:20 ---自然園駅11:00---栂池駐車場11:50---川中島12:40 --- さいたま市 17:30 歩行時間 4時間
費用
マイカー 6000円/1人 +宿泊9800円+リフト代3300円
天気予報は上々の晴れ、残雪の山を楽しみに、我々は上越道を一路、長野~栂池を目指しました。道中はまだまだ春、山々には山桜が咲き、沿道には桃の花も咲いてのどか一色の旅となりました。中高年3人組の珍道中はこうして始まりました。
車は高速を降り、夕暮れ時の長野市内を過ぎたあたり、夕食の店を物色しながら走っていると、一軒のとんかつ店(うなぎ屋?)を見つけ、駐車場に入ろうとするとO氏曰く、一台も車が止まっていないから、きっとまずい店だからやめようと言いだした。腹が減っていたY氏はかまわず駐車場へ停車、店内に。客はおらず、なんとなくO氏の言動が頭をよぎったが、出てきたとんかつ定食は普通以上においしかった。一人だけかつ丼を頼んだ0氏は、あんな薄味はまずくて食えたものではないと苦言をのべたが、2人は納得いかず。ともあれ空腹が満たされ、後は夜の国道一本道をひたすら栂池を目指した。
目安をつけていた栂池第一駐車場は車も少なく、目論見通りテントを張るスペースを確保できました。0氏が、3人用テントが狭いからと二つのテントを張りました。驚きはそのあとでなんと簡易ベットを出してテントに入れたことでした。狭いはずだ。その夜は、結構冷えて、ベットで寝返りのたびにきしむ音が聞こえていました。
私といえば昨夜の寝酒が効いたのか、朝4時半に寒さと下痢でトイレに直行、かなり冷えたかもしれません。起きたついでにゴンドラの始発時間を確認に行く。
6時に起きだし、朝食をすませ、テントをたたみ、準備万端に整え、早めの出発。ゴンドラ乗り場には、30人ぐらいの山スキーやーが並んでいました。臨時増発便が出され、我々も8:40には乗ることができた。自然園駅には2本のゴンドラを乗り継いで到着。駅出口から出て遅れたO氏を待つ。10分近くしてからやっと出てくると、一言。さっき買ったキップがおかしいとは何事だとバイトの切符切りに文句言っていたとのこと。結果はキップを間違えて、バイトの人を惑わしたのが原因らしく、駅員は朝からとんだ災難を負ったらしい。それからもドタバタ道中が続くのでルート概要を要点だけ記します。
自然園駅を出ると正面に天狗原を見上げることが出来る。正面、右手側のなだらかな尾根沿いを登るのが山スキーには一般的ルート。上部は急登攀が続き、1時間ほど頑張ると平原の天狗原にでる。右側にある岩礁帯の祠を目印に横切り、比較的右方向に平原を進むみ下り斜面を起点にレンケ゛と書いた目印と赤いテービングが木の枝につけられている。下り斜面のため、結構傾斜がきつい感じがして、明日は大変だなあと思う。テーピングに沿って沢と尾根を2つぐらい横断して、沢に残雪が落ち込む付近にくると、後は沢沿いの斜面を下り、雪に埋もれている赤い橋が車道の目印であった。正味下り2時間余り、そこから15分ぐらいで蓮華温泉に到着である。見上げる白馬朝日、雪倉岳が美しい。
早めの到着であったため、自慢の温泉の一つ薬師の湯を独占し、中高年3人組の裸談義となった。内風呂もあり、シヤンプー、石鹸可。食事は山小屋風で一般的おかず、部屋は3人個室でちょっとよかった。客は山スキーヤーがほとんどで70名ほどでした。我々は高齢者の部類でした。
2日目は7時前の出発、急登攀の沢登りを覚悟していたが、案外、3人とも快調にゆっくりと登り切り、天狗原の祠で大休止をとっても4時間余りで自然園駅に到着できました。天狗原から見る北アルプスの山並みは絶景、おまけにこんな晴天に恵まれるなんて、山の神様に感謝です。来年も来たくなるコースがまた一つ増えました。
最後にこれは書いておきたいドタバタ劇の一コマを。雪山山行での注意事項につながります。
1.自然園駅の出発から、Y氏とはぐれ携帯で位置確認を実施した。グルーブ山行は離れてはいけない。
2.天狗原に到着していたにも関わらず、まだ、先の頂上を目指そうとしたがY氏の位置確認で正しい方角に修正された。多数の山スキーヤーが登っていくのに引っ張られたのも原因ながら、50年前にはなかったルートに行くことも原因でした。位置確認は的確に、思い込みは徒労につながります。
3.Y氏のカッコよく滑る姿は伊達ではなかった。何事も基礎が大事です。
4.O氏の見識を一つ、五竜岳の武田菱を見ることが出来ました。
5.残雪を楽しんだ後の栂池駐車場は29℃を越えていました。
Script by K. and Photo by O. and Y.(Y.)
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