2018年4月28日〜29日(日)快晴 参加者:7名 費用:交通費3700円宿泊費9100円
行程
- たっぷりの雪を期待して行ったが、例年よりもかなり小雪。尾瀬沼も広い水面が出現。
- しかし天候は絶好で、素晴らしい展望の快適な登山でした。
28日 熊谷駅南口8:15=大清水10:57ー三平峠13:30ー長蔵小屋14:28(泊) 実働2時間51分
29日 小屋5:02ー柴安嵓・俎嵓鞍部(柴安嵓往復)8:31〜9:10ー俎嵓9:20〜54ー長蔵小屋11:44〜12:17ー三平峠12:58〜13:05ー大清水14:45=入浴=熊谷南口18:15(解散) 実働6時間43分
雪の感触を楽しみたくて、春雪の尾瀬燧ヶ岳へ。空は全くの快晴!!気温も高く、林道歩きは暑い。年によっては大清水のゲートから先はもう雪道なこともあるが、今回は完全に無雪。一ノ瀬を過ぎて多少雪が見られるが、結局坂を登り切って三平峠への平坦な道になる頃、やっと雪上歩行になった。三平峠も看板が全部見えて、柱の隙間から向こうが見えるほどの小雪。スノーシューを背負ってきたのに・・・、という思い。
峠からは午後の緩んだ雪の中をグイグイと下り、沼畔へ。燧ヶ岳の雄姿とご対面だが、沼はすでに氷も溶けて水面を覗かせている。どこが水線かわからないのでアングルを求めて沼に近づくのが怖い(水没!!)。沼のほとりをのんびり歩いて、今日から今年の営業を開始した長蔵小屋にチェックインした。夜も快晴で、月明かりのもと燧ヶ岳が静かに月光浴していた。
翌日も快晴。スノーシューを小屋に預けて、だいぶ身軽になって長英新道を登る。展望のない原生林をアイゼンを効かせてひたすら登り、稜線に上がるとようやく会津駒ケ岳が見えてきた。そしてさらに標高を上げて森林限界を抜ければ、周囲は大展望。飯豊山まで見える。八合目標識で夏道を離れ、柴安嵓と俎嵓をつなぐ吊り尾根に向かって急な雪面を登っていく。尾根に着いて希望者は柴安嵓を往復するが、見るからに急な雪面であとから来た大荷物のパーティはザイルを固定していた。そして三角点峰の俎嵓に登り返す。結構な人出で、多くの人は御池から登ってくるようだ。頂上からはお約束の大展望。赤城山の右肩に僅かに白い高峰が見えるような気がしたが、帰宅して調べたらやはり富士山だった。
頂上でのんびり休んで、さぁ下山だ。しばらく夏道を辿り、八合目に下り、ここからは適当に雪の斜面を下っていく。雪が腐ってきたので、全員アイゼンは外した。半分滑りながら、遊びながら下る。T女史の持参したヒップソリが楽しい。だが楽しい時間は過ぎるのが早い。お楽しみのあとは、樹林帯に入ってなかなか下らない雪面を忍耐とともに歩いて行く。それでも予定していた昼前に長蔵小屋に戻ってきた。
さてあとは帰るだけだ。昨日よりもさらに雪が減った三平峠を越えて大清水へと向かった。帰り道では日帰り温泉に立ち寄った後、少々高速道も混雑、渋滞はあったが、比較的順調に帰宅することができた。
今回は横浜からK氏にクルマの提供を頂いた。遠くからの運転大変お疲れ様でした。そしてありがとうございました。
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