桐生・鳴神山 カッコソウ(勝紅草)を期待して

2018年4月29日(日)晴れ 参加者:9名(うち会員7名) 費用:1000円 マイカー セミオープン山行

  • カッコソウはサクラソウ科、鳴神山の固有種。
  • 種の保存法により、国内希少植物種に指定され、採取や譲渡が禁止されている。
行程
武蔵浦和駅6:55-駒形登山口駐車場9:35-登山口9:50-肩の広場・雷神岳神社・なるかみ小屋11:20―カッコソウ自生地―桐生岳(山頂)11:50~12:20(昼食)-仁田岳12:25-椚田峠―カッコソウ自生地12:40~55-椚田峠―赤紫登山口―駒形登山口13:55―宝徳寺―シロフジ製パン所―道の駅―武蔵浦和駅18:30

 ゴールデンウイークの2日目のせいか、高速道路は自然渋滞。登山口に近づくと、路肩にびっしりと車が並んでいる。Kさんと合流して出発。
 渓谷沿いに登っていくと、ウツギ、大藤、二輪草、ヤマブキソウ、トウゴクサバノオ、マルバスミレ、キランソウ、ウラシマソウ、コガネネコノメソウ、トウゴクミツバツツジ、ヤマツツジが次々現れる。第一石門という大岩の隙間には祠があり、ちょっとした岩場になっている。
 中間点の標識を超えると沢筋を離れ、気持ちの良い雑木林で、若葉とつつじの朱や赤紫が、木漏れ日を浴びてきらきらと輝く。柵で囲った、レンゲショウマ育成中の看板があった。急坂を登ると肩の広場で、雷神岳神社と鳥居、新しくてきれいな、なるかみ小屋がある。狛犬は秩父の神社と同じで狼だ。若者の一団が山頂は満杯で戻ってきたと言うので、カッコソウ自生地に行くことにした。
 谷を下ると、柵で囲った中には全く花が無かったが、登り返す途中に、ナルカミスミレが一輪咲いていた。肩の広場に戻って、先程の若者達の後を追って山頂に向かった。頂上直下は岩場になっている。頂上は360°の展望で、春霞の中、男体山、日光白根山、皇海山、武尊山、雪の谷川岳が望めた。
 私達が登ると入れ替わりの様に先客が出て行ったので、全員がベンチに座って昼食を摂った。双耳峰の仁田岳からは赤城山が望めた。両峰には祠があって信仰の山だ。赤ヤシオの幹には鹿よけの銀テープが巻いてあるが。残念ながら花は終わっていて、なごりの花びらが地面に散っていた。
 椚田峠から谷を下って、もう一つのカッコソウ自生地に向かう。すれ違う人に聞くと、「3つ咲いていた。」「6つ咲いていた。」1つでも見たいと願いながら行くと沢山咲いているではないか。鳴神山には5~6回目というOさんもこんなに沢山咲いているのを見たのは初めてと喜んでいる。
 椚田峠に戻り、赤紫登山口から林道を通り、駒形登山口に戻った。Kさんと駐車場で別れて、宝徳寺でぼたんまつり、シロフジ製パン所でアイスまんじゅう、道の駅で野菜の購入。帰路は渋滞を避けて、一般道で武蔵浦和駅に戻りました。
 リーダーのCさん、車を出していただいたKさん有難うございました。

Script by H. and Photo by K., C. and Kc.

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