奥多摩小屋に泊まる ー奥甚助尾根から石尾根縦走稲村岩尾根下降ー

2019年01月22〜23日(水) 晴 参加者:4名


行程
初日(1月22日)
 8:42西鴨沢行バス乗車ー9:22西鴨沢下車、後沢林道に入るー10:47塩沢橋分岐ー13:08奥甚之助尾根取付きー15:40奥多摩小屋着(泊)
2日目(1月23日)
 7:45奥多摩小屋発ー8:16七ッ石山ー9:23高丸山ー10:00日陰名栗峰ー11:03鷹ノ巣山ー14:10日原バス停着ー14:55奥多摩駅行きバス乗車

 2日間とも天候は快晴で絶好な登山日和に恵まれ、参加者全員日頃の行いの良さと自我自賛した。
 塩沢橋からは奥多摩を知り尽くしたKリーダーの案内で獣道の様なコースを登り、下りを繰り返し肌刺す寒風と戦いながらひたすら歩を進め、汗と冷汗を体感、途中誰からと無く山行のグレードが3と出ていたと話題に成り、これは4だ5だとの四の五の話しで盛り上がり互いの疲れを癒した。
 小屋手前の水場は沢水が凍り午後の日差しで若干の水が氷の先端から一筋の流れと滴り落る水を汲み小屋に向かった。
 小屋に着くと管理人は不在の張り紙があり、小屋の中は冷蔵庫に踏み込んだ状態で、しかもストーブ等の暖房器具は一切無く震え上がってしまい、各人夕食を済ませ17時には防寒着に身を包み布団に入り震えていたが、いつしか自家暖房が効いてきて夢の世界に引き込まれ鼾の合唱を奏でる。
 翌朝は夜明と共に夢の世界から現実に戻ると小屋内は冷凍庫の世界で水は全部凍り、Oさんと一晩一緒に布団で過ごした水筒水2リットルを分けて頂き朝食の準備をした。コップに入れたお湯も直ぐに冷え凍り始める状況でマイナス10度の世界かな。Oさん有難うございました。
   小屋から鷹ノ巣山まではひたすら登り下りを繰り返し奥多摩の三大急登の一つを下り無事に下山すことができました。
 バス停でバスを待つ時間、日没と共に眠り日の出に起床する貴重な体験を喜び、苦労した事を思い出に各人帰路につきました。

Script by I. and Photo by O.

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