北アルプス・西穂高岳(天狗沢から焼岳縦走)

2019年9月10〜12日(木) 参加者:1名

  • 当初、天狗沢から西穂高岳を通って焼岳縦走の予定でした。
  • しかし2日目、山行の核心部通過の予定でしたが、天候が予報以上に悪く、稜線歩きは回避しました。
行程
   初日(10日)上高地BT-岳沢小屋(泊)-2日目(11日)-上高地-西穂山荘(泊)-3日目(12日)西穂高岳ピストン-上高地
 
 奥穂~西穂縦走路を下りで使ってみたいとの思いから、先ずは日程が楽になる岳沢泊で、天狗沢天狗のコル経由西穂高を目指す計画を立ててみました。
 台風一過の好天を願っていましたかが、行程2日目核心部通過予定日の予報が微妙です。午後からの雨マークが取れません。一抹の不安を抱えたまま、初日上高地から岳沢小屋に入りました。時間はたっぷりあったので、天狗沢入り口を偵察、そしていつか歩きたいと思っている奥穂高岳南稜取り付き付近を偵察、稜線近くは終始ガスに覆われていましたかが、一瞬ガスが切れトリコニーが姿を現しました、感激です。また下部取り付き付近には、大きく口を広げた万年雪渓が残り、此処を上るのは、容易ではない、との思いを強くしました。
 2日目午前3:00過ぎ、小屋のトタン屋根を叩く雨音で目覚めました。予報は午後から雨のはず、想定外です。暫く様子見も止む気配無しです。小屋番さんに伺うも「今止んでもまた降るよ」との事、稜線を回避し上高地下山、登り返して西穂山荘へ向かう決心をします。6:00過ぎ雨が上がったので上高地へ下山、西穂山荘へ向かうも10:00頃からまた降りだし、雨は翌朝5:30迄降り続きました。
3日目5:45ガスってはいますが雨は止んだので、西穂高岳目指し出発、丸山通過の頃は稜線のガスも切れピーカンの好天に、順調に歩を進め、8:00前西穂高山頂へ到着。360°の展望を満喫。このまま天狗のコル迄頑張って岳沢へ下りる事も考えましたが、早く上高地へ下り温泉に入りたいという思いにあがないきれず、西穂高ピストンで下山致しました。
 上高地では、いつも行くアルペンホテルで立ち寄り入浴しゆっくり帰路につきました。

Script and Photo by K.

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