クライミングジムトレーニング 第3回

2019年10月1日(火) 参加者:4名

 室内のクライミングトレーニングジムの開催は3回目を迎えました。  今日から消費税が10%になった。施設使用料が値上がりしているかと思いきや、心優しい岩家のオーナーは値下がりを敢行していた。大いに歓迎、宣伝すべきである。
 今回参加メンバーは4名、常連組なので、説明指導は一切なく、早速、壁に挑む。女子2名のベテラン組は自前のハーネスとザイルを取り出し、早速、壁を登り始めた。
 トレーニングジム初心者の私はいまだ、壁の難易度が理解しておらず、オブザベーション(登るルートの観察).がよくできない。なんだかんだといいながら優しめのルートを選び、登り始めるも途中で疲れて、ルール無視の足場を使い始め何とか登る。もう少し慣れと体重減が必要と実感した。それと下半身の使い方がへたくそである。
 それでも30分ぐらいたち壁を眺めていると、ルートハンティングもわかるようになり、なんとなく要領が見えてくるが、難度が高くなると容易には登り切れない。ちなみにここの壁ルートで一番低いやさしいルートは5.8aらしい。
 1時間程すると、各自腕の疲れがでて、バンプ状態。下で会話することが多くなる。それでも女子2名は貪欲に外岩ルートに挑む。前回はない新しくなったルートらしく、自分でカラビナをフィックスして登るのでよりアルペンルートに近い練習ができる。数回、適度に挑戦して、自己流にカラビナを回収している姿を見かねたジムオーナーの声が下から飛ぶ。初めて基本のカラビナ回収方法を教わる。外岩の練習でも応用できる基本技を教えていただいた。もう一つ教えていただいたことがある。クイックドローセット(通称 ヌンチャク)のセットはカラビナの自由度が高い方を壁側にするということである。理由は自由度がないと確保ザイルが動くときにカラビナが固定されて、カラビナのゲート部分にザイルが重なり、抜ける場合があるということである。ちなみに厳密にはヌンチャクの上下のカラビナは区別して使用すること。固定部分のカラビナは金属同士の接触が多いので傷がつき、ザイルを通すと傷かつく可能性があるので避けるようにした方いい。(拙者調べ)
 今日は為になったあ、新規の場所に行くと情報が入り、自己流が改善されたり、登攀の上達に役に立つことはうれしい限りでありました。最後にベテラン女子は難易度の高いオーバーハングルートに果敢に挑戦し、今日の出来具合を確認し、早めのお開きとなり、恒例「反省会」で大いに盛り上がったのでありました。

Script and Photo by K.

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