西上州・碧岩-大岩

2019年12月8日(日) 参加者: 2名

行程
  戸田公園(6:10)→三段の滝・碧岩登山口(8:20)・・・三段の滝(8:55)・・・二子岩分岐(9:30)・・・碧岩・大岩分岐(10:00)・・・碧岩(10:30~10:45)・・・碧岩・大岩分岐(11:22)・・・大岩(11:40~12:00)・・・碧岩・大岩分岐(12:15)・・・三段の滝(12:50)・・・登山口(13:15)→戸田公園(15:40)
 
 天気予報は晴れ。参加者はふたりのみだが予定通り決行する。
 渋滞もなく8:20分に駐車場に着く。車は4台。今シーズンの台風で登山道が荒れているという情報の為か、紅葉もすでに終わりに近づいているからか、辺りはひっそりとしている。三段の滝の写真を毎年撮りに来るという人は、遊歩道は壊れ渡渉も要するからか、先頭を私たちに譲る。滝まで3人で一緒に登る。鉄の橋が流れ縦に向きを変えている。何度か渡渉し、鉄はしごを登る。2個目の鉄の橋も傾いて渡れない。
 三段の滝に着く。なかなか立派な滝だ。写真撮りの人と別れ、滝の右側を高巻く様に登る。登山道は薄くなり足場も悪い。滝上部の沢には倒木の塊も。倒木をまたぎながらの渡渉。尾根に出る手前では大きく山肌が崩落。ここは巻き道がしっかりついていた。
 尾根にあがると快適な登山道だった。分岐からまずは碧岩へ。残置のロープが2か所ある。岩登りの練習のつもりでどんどん登る。碧岩に着くと6人の先行者が休んでいた。頂上からは四ツ又山と鹿岳がすぐ分かる。四方の山々が見え眺望の良い山頂だ。ゆっくりコーヒーブレイク後下山を始めるも、すぐに山頂にいた6人に追いつく。ザイルを用いて降りているよう。別な登り3人も上がってきた。どのくらい待つのだろうと思いながら景色を眺めていると、お先にどうぞと先を譲ってくださったのでお礼を言って先に降りる。
 次は大岩。残置ロープも鎖もないけれどホールドは沢山ある。大岩山頂からの碧岩。これぞ西上州のマッターホルンそのもの。ここでもゆっくり山頂コーヒーを楽しんで下山にかかる。途中、碧岩の眺めの良い展望箇所があった。
 下りは特に休憩を取らず、登ってきた道をどんどん下る。リーダー曰く、前とは登山道の様子が違っているとのこと。台風や風化で同じ姿ではいられないのだろう。崩壊した遊歩道も、ざれた踏み跡の薄い登山道も、アクセントになってとても楽しい山登りだった。何より、四方の山々と奇麗な青空が、いっそう楽しい山行にしてくれた。

Script and Photo by M.

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