奥武蔵・伊豆ガ岳 花桐コース

2020年5月27日(水) 参加者: 4名

 コロナウィルスの為、行動自粛が続づき、やっと解禁の26日の翌日、早々に足慣らし山行の伊豆が岳に行ってきました。困ったときの伊豆が岳の言葉通り、この埼玉の名山は久しぶりにもかかわらず優しく迎え入れてくれました。山頂には登山者はおらず、閑散とした雰囲気で静かに木々の緑を深めて、彩りのつつじを引き立たせておりました。
 予定参加者は3名、目的道順上にあるO氏宅到着を5分前の電話で無理やり参加させ、4名の参加で一路、登山口へ向かった。勝手知ったる道路脇の駐車に躊躇なく止め、早速、登攀準備に入る。口々に「自粛で5kg太ったから重い」とか「山行は半年ぶりだから足が上がるかな」とか不安材料が多かったが、そこは通いなれたコースなので一同、何とかなることはわかっていました。
 天候は曇りで朝霧が上がらない状況ではありましたが、久しぶりの解放感を味わう気分は上々でした。車道を約30分歩き、このコースのメインに入る。沢沿いの林道、いくつかの石越えの渡渉を繰り返して徐々に高度を上げる。1時間ほどのコースは結構堪えるのでゆっくりと登った。
 沢水が切れる分岐点が、頂上までの急登が始まる地点でコース唯一の頑張り処である。約30分、喘ぎながら、とぎれとぎれの道を登りきると、頂上の岩場の下に飛び出る。一応、下りは通行止めのロープを跨ぎ頂上広場へ到着である。Y氏の第一声は「伊豆が岳がこんなにきついとは思わなかった」 自粛の運動不足を象徴する言葉であるが、参加者一同が感じていたことが言葉になりました。今月から来月の山行は徐々に自分の体力を推し量りながら、慎重に再開することをお勧めします。
 ともあれ気分は解放。久しぶりの山仲間との会話も楽しめ、満足の下山となりました。梅雨がくる前にもう少しあちらこちらの山にいきたいが県外(首都圏)は規制中。まだまだ時期が整うまでじたばた山行企画を模索していくしかないのでしょう。

Script and Photo by K.

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