秩父御嶽山

2020年5月31日(日) 参加者: 4名

 大滝温泉道の駅から歩いて5分程のところに秩父御岳山登山口(落合口)は有ります。ここから20分程林道を歩いてから山路に入りますが以前に登った時の雰囲気とは少し違うように感じたのは、当時は無かった未舗装の林業用作業道が至るところを横切っていたからでしょう。しかしながら頂上までは登り一辺倒の山路である事は変わり無く標高差700mの行程は結構ハードに感じました。途中の休憩時間を含めて2時間15分程で山頂に着きましたが、そこには別方向(大谷橋登山口)から登ってきたI氏がすでに到着していました。このルートは荒れていて藪漕ぎの連続だったそうです。静かな頂上で昼食休憩を楽しみましたが天候は曇りで展望は無く山座同定を楽しむ事は出来ませんでした。
 下山は全員、大滝温泉側(ピストン)に下りましたが会う人はほとんど居らず、昨今のコロナウィルス騒動は登山にも多大な影響を与えているようです。大滝温泉もまだ閉鎖中でしたので入浴出来ず、そのまま車中の人となって帰路につき今回の登山は無事に終了しました。 尚、昭文社の山と高原地図、雲取山・両神山、2012年判のルート図ですが、地図上の道と実際の道にはズレが有ります。地図上では道の駅大滝温泉(落合)からは強石、杉ノ峠からのルートとは合流せず直接山頂に到る事になっていますが、頂上のかなり手前で合流していました。ただ新登山道のいたる処に山頂方向を示す道標が有りましたので迷う事は有りません。現在のこの新ルートが主流なのだと思われますが頂上の祠の裏側(登ってきた方とは反対側)に鎖とロープの垂れ下がった急峻な岩場が有りましたので、旧ルートはこれかと思いましたが今回は確認せずに下山しました。

Script by O. and Photo by K.

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