秩父札所巡り 第4回 第十九番〜第二十五番

2021年4月4日(日) 参加者: 8名

 雨を心配しつつも9時、大野原駅を出発。第十九番龍石寺は、一枚岩の上に建っていると頭に入れて来たのだが、ハテ?裏側に回って見て納得。民家の中に突如現れた一枚岩の上に建っている。とっても不思議な光景だ。
 秩父橋を渡り第二十番岩之上堂へ。庭の草木が色とりどり、綺麗に花を咲かせている。お寺のご家族で手入れをされているそうだ。
 第二十一番は広い車道に面している。雨がポツンポツンと落ちてきた。傘を出して二十二番童子堂へ向かう。茅葺屋根の正門があり、中にはクリクリとかわいい目をした仁王像が建っていた。
 第二十三番音楽寺へは坂道になり高度が上がっていく。御朱印を頂き、さらに小鹿坂峠に向かうと桜の木の下に秩父札所を開設した十三権者の石像が並んでいた。空はどんよりと雲は低いが、眼下には荒川が大きくうねり、その向こうに武甲山がどっ しりと構え、思ったより展望を楽しむ事が出来た。
 第二十四番法泉寺へは少し遠回りになったがミューズパークの中の花を見ながら歩いた。近くまで来て、地元の人に道を聞いて到着することが出来た。
 本日最後の第二十五番久昌寺は大きな池の淵を歩き、観音堂へ向かった。足元にはカタクリが咲いている。気が付けば3時。何とか雨に合わずに今日一日、春爛漫の里山を楽しみながら札所巡りが出来た事は幸運だった。

Script by I. and Photo by Ki.

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