2022年03月23日(水) 参加者:4名
行程
西吾野駅出発(8時30分)→坂石山(9時07分)→日影山(10時00分)→虚空蔵山(10時50分)→黒仁田山(12時00分) →(途中昼食休憩)→オバケ山(12時48分)→秋葉山(13時20分)→西吾野駅着(14時00分)
今年の東京の染井吉野の開花は20日、そして我が家の桜の開花を確認したのが21日である。ところが22日に季節外れの降雪が有り、その花見酒と雪見酒が重なった事は嬉しい限りであったが登山となると話は別である。それでもその一方で新雪の山路を歩けるのではないかという期待が有ったのは山屋共通のものだった様にも思える。
西吾野駅に降り立ったのは私達4人だけであった。天気は薄曇りで気温はかなり低く防寒対策をしての出発となった。入山口は民家の裏手で案内標識は無く路も無い杉林の中を上方目指してひたすら登るという、歩き出しとしてはすこぶる厳しいものであったが、それでも30分程で尾根に出る事が出来た。
山里の低山帯とは不思議なもので尾根にでると必ず踏み跡が現れるので、これが心強い。
最初のピークが坂石山で、ここから高山不動尊までは尾根を忠実に辿って歩く事になるが、小さなコブ山も巻く事が無いので以外に厳しい。それでも新雪の風景は事のほか美しく、その喜びは相殺してもかなり大きかったので頑張る事が出来た。
高山不動尊はひっそりとしていて他に登山者は居らず荘厳な雰囲気が漂っていた。すぐのところに聳える虚空蔵山を往復してから大峠を経由して不動三滝の落ちる谷間に向って急坂を下る。大きく下るという事は北川尾根への登り返しの難攻が予想されたが、覚悟していたからであろうか案外楽にたどり着けた様に思う。北川尾根は下った事が有るのでここまで来れば安心だという意識が有ったので、足取りも軽くなったので昼食休憩という事になった。木々に積もった雪が解けてパラパラと落ちて来る。この春の淡雪の風景は今日しか見られないのだから、この幸運に感謝するべきだろう。
オバケ山という変な名前のピークで路は左右(Y字型)に分かれるが私達は左の路を下った。どちら側を下っても林道(車道)に出るので大差はないのだが、今回の登山計画に入っている秋葉山に登るのには左路が正しいのである。秋葉山からは路が所々怪しくなったがリーダーの的確なルートファンティングにより無事に車道に降り立つ事が出来た。春真っ盛りの山里の中を西吾野駅に向かう全員の足取りは充実感と満足感でルンルン気分であったが、同時に「低山6時間の歩行」であっても私にはそれなりの疲労感が有った事を付け加えて置こう。
西吾野駅出発(8時30分)→坂石山(9時07分)→日影山(10時00分)→虚空蔵山(10時50分)→黒仁田山(12時00分) →(途中昼食休憩)→オバケ山(12時48分)→秋葉山(13時20分)→西吾野駅着(14時00分)
今年の東京の染井吉野の開花は20日、そして我が家の桜の開花を確認したのが21日である。ところが22日に季節外れの降雪が有り、その花見酒と雪見酒が重なった事は嬉しい限りであったが登山となると話は別である。それでもその一方で新雪の山路を歩けるのではないかという期待が有ったのは山屋共通のものだった様にも思える。
西吾野駅に降り立ったのは私達4人だけであった。天気は薄曇りで気温はかなり低く防寒対策をしての出発となった。入山口は民家の裏手で案内標識は無く路も無い杉林の中を上方目指してひたすら登るという、歩き出しとしてはすこぶる厳しいものであったが、それでも30分程で尾根に出る事が出来た。
山里の低山帯とは不思議なもので尾根にでると必ず踏み跡が現れるので、これが心強い。
最初のピークが坂石山で、ここから高山不動尊までは尾根を忠実に辿って歩く事になるが、小さなコブ山も巻く事が無いので以外に厳しい。それでも新雪の風景は事のほか美しく、その喜びは相殺してもかなり大きかったので頑張る事が出来た。
高山不動尊はひっそりとしていて他に登山者は居らず荘厳な雰囲気が漂っていた。すぐのところに聳える虚空蔵山を往復してから大峠を経由して不動三滝の落ちる谷間に向って急坂を下る。大きく下るという事は北川尾根への登り返しの難攻が予想されたが、覚悟していたからであろうか案外楽にたどり着けた様に思う。北川尾根は下った事が有るのでここまで来れば安心だという意識が有ったので、足取りも軽くなったので昼食休憩という事になった。木々に積もった雪が解けてパラパラと落ちて来る。この春の淡雪の風景は今日しか見られないのだから、この幸運に感謝するべきだろう。
オバケ山という変な名前のピークで路は左右(Y字型)に分かれるが私達は左の路を下った。どちら側を下っても林道(車道)に出るので大差はないのだが、今回の登山計画に入っている秋葉山に登るのには左路が正しいのである。秋葉山からは路が所々怪しくなったがリーダーの的確なルートファンティングにより無事に車道に降り立つ事が出来た。春真っ盛りの山里の中を西吾野駅に向かう全員の足取りは充実感と満足感でルンルン気分であったが、同時に「低山6時間の歩行」であっても私にはそれなりの疲労感が有った事を付け加えて置こう。
Script by On. and Photo by T.
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