奥日光・太郎山

2022年06月13日(月) 参加者:4名


 山王峠9:30----山王帽子山10:30---小太郎山12:00---太郎山12:30----小太郎山13:00---山王帽子山15:00---山王峠登山口15:40

 実施日は梅雨の晴間の山行を目指し、順延の13日月曜日になりました。そのおかげか無事山王峠まで車で登ることができ、路上の空き地を見つけて駐車も出来ました。
 山行予定時間に余裕ができたせいか、参加者一同、気分は爽快、天気も快晴、野鳥の鳴き声もさわやかに聞こえる登りだしであった。それでもすぐ急登の樹林帯にはいると、休憩が恋しくなる。
 リーダーの早めの休憩に、「登攀リズムが崩れる」という指摘が飛ぶ。なんとか一汗かくと、登攀リズムも整い、山王帽子山に1時間あまりで到着となる。この地点で標高2077m。今日の太郎山の最高点は2367mなので、残り300mの標高差なら1時間余りでつけるかなとの甘い予測は裏切られる。そうは問屋がおろさなかった。ここから1900mまで下る。そして小太郎山までの急登が今日の山行のメインであった。
 一同、あえぎつつも何とか小太郎山まで登りつくと、頂上付近に十人程度の登山者が昼食中であった。意外の多人数に圧倒されたのと、後30分で太郎山山頂に着けるとの距離だったため、一休みして出発した。少しの岩稜帯を越えると、頂上はすぐであった。
 「今日の360度の絶景はそうめったにない」そう思わせる快晴のパノラマに見とれる瞬間であった。
 先着の単独べテラン登山者も眺めに圧倒され、なかなか下山を渋っていた。吾らは腹も減ってきたので、早めに引き返し、小太郎山で大休止をとり、昼食と山座同定を楽しんだ。
 さすがに日光は東北の2000mの山、休憩していると寒い。暑がりやで寒がりのT女史は冬用羽毛をはおった。近くの男体山頂上にも雲がかかってきたので、下山開始とした。
   今度は高度差400mの急な下りを降りてくる。峠近くまでくると鹿が通り過ぎていった。一旦、休息をとるが、Y氏がなかなか降りてこなかった。途中の下り道で木に足がはまり、宙づり状態でもがいていたとのこと。しばし湿布タイムとする。「捻挫や打ち身は、間髪おかず湿布するのが最善」とU女史の言に一同が納得する。
 最後の折り返しの急登を登りきると山王帽子山に着いた。やれやれ、残りは40分である。少しのんびり気味に降り、白樺の樹林帯では鳥の鳴き声にも耳を傾けながら、登山口車道に出た。我々が登山者の最後だったのか、路上駐車の車の姿はなかった。
 少し閉館時間に余裕があったため、K氏希望の中禅寺湖湖畔の立木観音にも立ち寄り拝観を実施、今市市内で漬物買いと食事楽しんで帰ってきた。

Script by K. and Photo by K. and Y.

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