2023年1月19日(木) 参加者:4名
- 当初上信国境湯ノ丸山の予定だったが少雪のため、尾瀬の道のない山「大行山」に変更。
行程
尾瀬戸倉スキー場駐車場8:50-9:10---高石沢出合9:50---富士見下山荘跡10:25---田代原湿原11:25---大行山頂上13:20-13:40---田代原湿原14:10---富士見下山荘跡14:45---尾瀬戸倉スキー場駐車場15:30
天気は快晴。これ以上を望むべくもない日和であった。参加者は4名。尾瀬戸倉スキー場駐車場に8時50分到着。標高がたかいため、地面は氷結していて滑りやすい。スキー客は存外少なく、客層は若者が多い。
準備を整え、スキー場入り口を通って、登山道の林道へ向かう。雪が鳴る。冷えた雪は歩きやすかった。わずかな新雪も苦にならなかった。山スキー組2名、スノーシュ組2名の編成だが歩きの足並みはそろっている。1時間強で富士見下山荘跡まで来た。ここから田代原までが結構坂道の林道であった。標高差は200mほど。快適な林道が続く。いい天気だ!!、田代原到着。
解放感と展望が広がる。尾瀬アヤメ平は目の前に感じる。ここからは先行者の登山ルートの足跡はない。大行山山頂は見えないが、雑木林の新雪面の尾根を登り始める。1時間程斜面を登ると沢沿のルートに出くわす。その急斜面にスキー組が難行した。撤退も口に出たが「時間はある、スキーを脱いで上がろう」と5mほどの雪壁をスキーを担いで登った。その後は、長めの斜面を登り、最後の小高い丘の頂上を越すと頂上であった。展望はなく、木立に小さな名板が「大行山」と結んでありました。記念写真をとりしばし休止。
さあ、帰りはスキー組の本領発揮。木立の雑木林をすり抜けて下降していく。難行した沢沿コースも見事な姿勢を保って下り切った。スノーシュ組はひたすら雪面を滑り落ちる感じで斜面を下った。田代原で全員の安全を確認し、スキー組はあっという間に林道を滑り降りて行った。スノーシュ組はいささか疲れた足取りではあったが山行の満足感にひたりながら、閑散としたスキー場を通ってきた。
今回当初計画は湯ノ丸山であったが雪不足の情報から、急遽、大行山に変更された山行ではあった。ブッシュが多く、雪山の時にしか行きずらい山ということもあり、行ける時に行こうと実施された。準備不足のため、コース不案内ではあったが、雪質も良好でコース自体も危険個所はなく、地図さえしっかり把握できていれば、快適な雪山山行が楽しめるコースである。山頂展望がないのが惜しまれる。
Script by K. and Photo by Y.
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