天子山塊/長者ヶ岳と天子ヶ岳周回

2023年5月9日(火) 参加者:4名

  • 首都圏からはなかなか行きづらい富士山西方の山へ。
  • 今回は長者から天子へと出世?する半時計回りで周回した。
  • 頂上稜線ではシロヤシオとアシタカツツジの饗宴が私達を迎えてくれた。
  • 勿論一日中、富士の勇姿に見守られての山行だった。
行程
 相模湖駅駅7:00=田貫湖キャンプ場駐車場8:34ー休暇村富士8:50ー稜線9:40〜50ー(東海自然歩道)ー長者ヶ岳10:47〜11:08ー天子ヶ岳11:56ー富士見台11:59〜12:27ー天子ヶ岳12:29ー968ピーク13:10〜17ー林道13:36−休暇村富士ー駐車場14:21=朝霧高原道の駅=高尾駅(解散)

 素晴らしい晴天となり青空にくっきりと堂々とした富士山,のんびり草を食べるウシ,車の前を走り抜けるニホンカモシカ,悠々と道路を歩くキジ,のお出迎えを受けて田貫湖畔駐車場に到着した。
 リーダーのザックから見える「ヒル対策グッズ」のお陰で湿った登山道も安心して通り過ぎ,整備された歩きやすい東海道遊歩道を進む。
 アシタカツツジの高貴な美しさに感動しながら長者ヶ岳へと向かう。
 田貫湖を箱庭のように望む長者ヶ岳山頂から迫力ある大沢くずれがはっきりと見えた。山頂から煙が出ているような縦雲,一筆書きで描いたような横雲,緑の額縁におさまる芸術的な富士山の美しさを堪能する。
 西側の開けた場所からは南アルプスがはっきりと見え「あれは塩見岳!」「あれは!」と的確な説明をするリーダーの周りに他の登山客までも集まって来る。
 お腹も心も満たされ天子ヶ岳へと向かう尾根頭上にはシロヤシオがキラキラと光輝き大きな期待をいだかせてくれた。

 な、な、なんてことでしょう!!
 気品あるシロヤシオが目の前に出現!頭上の大木に光り輝く純白の美しさには思わず座り込んで天を仰いでしまう。後ろを振り返ったり左右を見たりと体も首も360°回転して期待が嬉しい悲鳴にかわる。
 シロヤシオにアシタカツツジとトウゴクミツバツツジも加わり,美の競演に浸っていると天子ヶ岳に着いてしまった。
 すぐの下山は勿体なく富士見台まで足を伸ばし,おやつタイムの休憩。
 「さぁーーワープしましょう!!」とリーダーの掛声で山頂へ戻り968ピークへの下山を開始する。
 急な下りもロープのお陰で落石に気を使いながらも進みやすい。
 「キャー!!ヤマシャクヤク」と花目の強いTさんとY.Oさんが歓声をあげる。下ることに夢中であった他二人はザレ,ガレを登り返して可憐な花と蕾もカメラに撮る事が出来た。
 思いもよらぬご褒美とウグイスの応援歌を聴きながら全員の足取りも軽く林道に向かって下山する。

 富士山からのたくさんの感動とご褒美
 道の駅での美味しいソフトクリームのご褒美
 チョッピリ観光気分にも浸れててんこ盛りの楽しい一日でした。
 素敵な一日をありがとうございました。

GPSデータ付きの報告はコチラのヤマレコでどうぞ!!

Script by Te. and Photo by Tsu. and O.Y.(O.Y.)

---- 小さな写真をクリックすると大きな写真が見られます。 ----