新年山行・竹寺から子ノ権現

2024年1月8日(月・祝) 参加者:12名

竹寺
 山岳信仰の道場として千年余りの歴史が有り、本尊は午頭天王(ごずてんのう)で正式名称は医王山薬寿八王寺(天台宗)という。天安元年(857年)に慈覚大師が東国巡礼の際に病人が多かった事に対して、この地に道場を造った事に由来する寺だと言われている。

子の権現
 正式名称は天台宗特別寺、子の権現天龍寺という。足腰の神様として延喜十一年(911年)の創建されたという。子の聖という高僧が、この地に十一面観音を祀りその弟子の恵聖上人が子の聖を大権現として崇め子の聖大権現社とした。子の聖が昇天の折「・・・前略・・・魔火のため腰と足を痛め悩める事有り。故に腰より下を病める者、一心に祈らばその験を得せしめん。」と誓いを立てた。以来足腰の守護の神仏として信仰されている。

行程
 飯能駅=小殿バス停8:57ー竹寺本殿10:03〜12ー子の権現11:58〜12:39ー吾野駅14:05

 電脳登山部令和六年の新年山行は竹寺と子の権現を結ぶという、山屋にとっては縁起の良いコースを歩こうという事になった。
 高齢化による体力の衰えは万人共通の事象と思われるが山屋にとっては致命傷にも成りかねないので、年始めの山行としてはこれ以上は無い企画であろう。
 三連休最終日の天気は無風快晴の登山日和り、気温はかなり低いようであったが飯能駅前に集合した山仲間は皆元気で新年の挨拶を済ませると名郷行きバスの車中の人となって出発したのである。名栗渓谷をバスは順調に走り小殿バス停までは小一時間程の消費時間であった。小殿バス停から登山口に入ると路はジグザグで急登の連続であったが約一時間で竹寺に着いた。ひっそりとした境内に甘酒の振る舞いは嬉しかった。程良い甘さに身も心も和む。参拝を済ませてから奥の院に向う参道に幸せを呼ぶという茅の輪が有って全員がこれを潜ってから次の子の権現を目指して歩いた。途中の豆口山を経由してからはなだらかなコースになるので鼻歌でも唄いたくなるが、肝心の鼻が鼻水のために言う事を聞かなかったのは多分に好天のも関わらず気温が低かったせいであろう。
 子の権現は多くの参拝者で賑わっていた。本堂手前の路端にはもう福寿草が咲いていたのでこの山寺の南面は陽だまりである事の証であろうか。おそらく梅の開花も早いのだろうと思う。子の権現で昼食を摂り、ここからは下り一辺倒の路を滝不動目指して下った。道端の不動尊社の下に目指す滝は有ったが滝壺まで行くには私有地を通るという事なので、今回は滝を上から見ただけで通過する事になったのは少々残念であった。この滝が案外見事な滝で有った事を付け加えておこう。
 こうして車道をルンルン気分で吾野駅まで歩いて、電脳登山部令和六年度新年山行は無事に終了したのである。大勢の参加を得ての素晴らしい山旅であった。

Script by Oz.N. and Photo by Ki. and Ow.R.(Ow)

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