北アルプス/温泉とハイク「八方池と白馬乗鞍岳」

2024年10月26日〜27日(土) 参加者:7名

  • 北アルプスの紅葉を求めて軽ハイキングに行く。
  • ゴンドラ「アダム」と「イヴ」で乗車中に見事な紅葉を鑑賞する。
  • 両日とも素晴らしい展望に恵まれ、大満足の二日間だった。
一日目 行程
  熊谷駅南口(7:10)=白馬村「ロッジ ヴァン・ブラン」駐車場 - ゴンドラ「アダム」山麓駅 =(ゴンドラとリフト)= 八方池山荘(11:51)-八方山(12:24〜38)-八方池(13:09〜51)-八方池山荘(14:51〜58) = 八方山麓駅(15:28) - ロッジ(泊)

 白馬村に来たのは、およそ35年ぶり位だろうか。昭和、平成、令和の時代が渾然一体となった風景街並みは、目新しいようで懐かしい。
 今宵の宿、バン・ブランの駐車場に降り立てば、鹿島槍ヶ岳から白馬岳まで後立山連峰の峰々が眼前に迫る。見る者を圧倒するその姿に、武者震いが止まらなかった。
 宿から程近い八方アルペンラインのゴンドラリフトを乗り継ぎ八方池山荘に着く。一気に標高を稼ぐ。高曇りの空は見晴らしが素晴らしい。天気は上々、歩けば汗ばむ程だ。
 山荘先から『EASY』と大きく英語表記された木道ルートを登る、八方山山頂下をトラバースする巻き道ルートだ。山頂を経由する登山道ルートは『HARD』コースという具合だ。
 標高が上がるにつれ、眼前の唐松岳から天狗の頭への不帰キレット、二峰が険しい。白馬三山が日射しを浴びて輝いている。振り返れば、雨飾山から火打戸隠、浅間山が近い。八ヶ岳の南側に富士山が鎮座する。更に南アルプスの峰々と目を楽しませてくれる。
 程なく、飯森神社奧社が祀られる八方池に到着。今はここまでは観光地なのか、写真撮影に暇のないインバウンドが多いのには驚いた。
 暫し天空の別天地八方池を楽しんだ後、八方山登山道HARDルート経由で下山した。

 Yリーダー常宿の宿バンブランでは、食べきれない程の料理に舌鼓を打ち、暫しの山談議講の後、山行第一日目、夢の中の人となった。

Script by Ko. and Photo by O.r.

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二日目 行程
  ロッジ = 栂池ゴンドラ「イヴ」山麓駅駐車場 =(ゴンドラとロープウェイ)= 自然園駅(9:10)-ビジターセンター(9:19) - 天狗原(10:23〜34)-白馬乗鞍岳(11:44〜12:09)-天狗原(13:02〜09)-銀嶺水(13:26) - ビジターセンター(14:01〜10)-自然園駅(14:08) - 駐車場(14:50) = 熊谷駅南口《解散》

 白馬ロッジばんぶらんの暖かいおもてなしとYリーダーのお陰で、ゆっくりと美味しいボリュームのある朝食を頂いてから、始発のロープウェイに乗車することができて、朝日に照らされ輝く絶景の紅葉と青空、快適な空の旅を満喫しながら山頂駅に到着する。
 幸せ観光気分もつかの間、岩だらけの登山道と春のようなポカポカ陽気で一気に体中が汗ばんでくる、心が折れそうになった時、O女史から ゴゼンタチバナ イワカガミ ツルリンドウ など高山植物の発見があり足を止めて元気をもらう。
 休憩地点ではO氏による詳しい山座同定の説明があり行ってきた山や憧れの山が眩しく見えた、足取りも軽くなりケルンのある山頂に着き昼食タイムとなる。
 下山途中、大きな岩の上に貼り付けられたピンクテープが気になり登ってしまう、しかしその岩の上から先は断崖絶壁で前には進めない。「ここからどうやって降りるのですか??」と絶句。「下りなのになんで登るの!?????」と唖然としながらも親切にリードするO氏のお陰で岩にへばりつきながら元のルートに戻ることが出来た。
 北アルプス白馬乗鞍岳初登山は岩だらけで苦しかったけど、2日間の貴重な時間は一生の思い出となりました。

 登山後すぐお疲れの中、埼玉までの安全運転をしてくださったYリーダーとK氏には感謝しかございません。本当にありがとうございました

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