2026年4月16日〜17日(金) 参加者:5名 天候: 晴れ
行程
- 再びの新潟で、花の里山へ。
- 初日は小千谷市の里山で、見てびっくり「変態」カタクリ探し。
- 二日目は油田の社会科見学と可愛い名花に会いに。
- ちょうどいい歩程の山歩きで、春を味わってきました。
16日
熊谷駅7:15=時水城山姥清水登山口10:05ー三合目10:33ー四合目上10:42ー三合目10:48ー時水城山11:40〜12:15ー三合目12:41ー登りなおして「発見」12:55〜13:00ー登山口13:25=見晴らしの湯「こまみ」14:03〜15:08=六日町(泊地)15:40
今回はお目当ての花がある越後の里山へ。初日は類を見ないカタクリ探しをメインに春の花を満喫です。
登山口を出ればすぐに、オオバキスミレの群落や斜面一面のカタクリが迎えてくれました。そして時々現れる色々な花々を愛でながら、やがて三合目へ。登山口で得た情報では、お目当ての花はここから四合目の間にあるとの由。10個の老眼を皿のようにして探します。が、見つかりません。四合目を少し行き過ぎて、見逃しているはずだと三合目まで見ながら戻ります。再び登りながら探しますが、やはり見つかりません。
がっくりと肩を落として、とりあえず頂上まで行って帰りにまた探そうと、登り続けます。すると場所をご存知の地元のお母さんとすれ違い、「バカでもわかるように目印の棒を立てといてください」とお願い。ようやく希望が見えて頂上へと勇んで登り詰めます。
頂上は周囲に視界を妨げる木々がなく、ぐるり一周の展望が開けていました。ちょうどよい風よけの小屋の中で、ゆっくりくつろいで、さぁ探すぞと決意も新たに下山にかかります。
ぐんぐん下って四合目。目印は?、花は?と探しながら下ります。途中登りでは見つけなかった、枝に古ぼけた紐がぶら下がっており、「ここか」と周りを見渡しても何もありません。とうとう三合目まで下ってしまいました。「バカでもわかる目印がわからない私達は一体何なの!」と少々意気消沈気味でしたが、今一度ごくごくゆっくり登り返していきます。
するとなんで気が付かなかったのかと、がっかりするくらいはっきりと花が存在を誇示していました。花全体が緑色のまるで作り物のようなカタクリ、ただ一説によると細菌の感染症で、花弁のしなやかさが失われており、さらに蕊が変質してねじれてしまい、当然受粉などできない満身創痍の個体らしいです。ようやく見つけて一安心。で目印はと言えば確かに細いY字型の枝が隣に刺さってましたが、どう見ても芽吹く前の枝にしか見えず、目印としての効果は疑問符でした。ちょうど登ってきたご夫婦がやはり緑のカタクリを探しているというので、教えて差し上げました。なんでも探して三年目だとかで、とても喜んでおられました。
下山後は旧小出町の日帰り温泉に立ち寄り、今宵の宿がある六日町まで順調に戻りました。
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17日
泊地6:00=三条市コメダ(朝食)=石油の里8:37ー菩提寺山頂上9:57〜10:30ー白玉の滝園地11:16〜11:40ー掘出神社12:02ー石油の里12:13〜44=三条燕IC13:20=熊谷駅16:55(解散)
五時半起床で一路モーニングサービスが食せる喫茶店へ。ゆっくり朝食を済ませて、かつて本邦最大の油田と謳われた旧新津市の「新津油田金津鉱場跡」へ向かいます。
駐車場となる石油の里という施設で準備を整え出発。明治時代から昭和まで活躍していた油田です。あちこちに油井の跡があるらしく、登山道以外は立入禁止になっています。もしかしたらズッポリはまるような穴があるのかもしれません。
ただ、この登山道は新潟なら定番のカタクリなどの花がありません。参加者からは「新潟の山にはみんなカタクリがあるものと思っていた!」という声も。スミレ類と何故かすごくのっぽのショウジョウバカマがあちこちにありました。最後のちょっとした登りをこなすと、あっけなく頂上に着きました。北側の展望が素晴らしく、四阿で休憩しながら地元のお父さん、お母さんたちとしばし交流しました。鳥海山まで見える日もあるとかで、こんな山が近所にあって羨ましい限りです。
展望を満喫してから、本日のメインディッシュを味わいに、頂上を辞します。えらく急な階段道を降りていくと、あっという間に頂上が高くなりました。平坦になった道をしばらく行くと、行く手に沢の音。下を覗くとどうやら沢の崖上にいるようです。実はすぐ下が白玉の滝だったのですが、だいぶ先まで道をたどり、滝観光の駐車場への近道で滝の手前に降り立ちました。滝に向かっていくとありました、本日のお目当て「アズマシロカネソウ」のお出ましです。
しかしどうも様子がおかしい。萼片一枚だけが紫色の花があるにはあるのですが、竹とんぼみたいな形のものがたくさん付いてます。よく見ると「竹とんぼ」は種子包のようです。つまり花の盛期は過ぎているようなのです。ちょっとがっかりしましたが、気を取り直してよく見ると、一面にアズマシロカネソウのある岩の斜面がありました。満開時は壮観だろうと、また来る動機が見つかりました。
あとは多少の尾根越え道があるものの、ほぼ平坦な道を歩き、掘出神社という立派な社を見て、起点の石油の里に戻りました。そして里山ビジターセンターという施設で色々と資料を見ていたら、今年の開花状況を写した写真があり、その中の「アズマシロカネソウの満開」と題された写真の撮影日が、3月27日となっていました。今日はその3週後!!どうりでヤマレコのレポートが少ないわけです。皆さんの予想のはるか前に、もう開花していたんですね。
Script and Photo by Ow.R.and Photo by On.(On.) and Ow.Y.(Ow.)
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